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COPD【90%が97%に!】

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は生活習慣病の1つです。
原因は肺に炎症が起こることです。肺の炎症は、たばこの煙やPM2.5などの有害物質を吸い込むことにより生じるといわれています。そのため喫煙者や、たばこの煙にさらされる機会の多い方はかかりやすい傾向にあります。
慢性閉塞性肺疾患の炎症によって破壊されてしまった肺は、時間が経過しても元には戻りません。そのため、治療によって病気の進行を抑えることが大切です。
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以上、メディカルノートより引用

3ヶ月前に酸素吸入となった患者さんが来院。
酸素を毎分3リットル入れても息苦しさがあるとのことで、ご家族から紹介を受けての来院でした。

上記説明により、破壊された肺の組織は戻る事はないとされていますが、治療で呼吸が楽になります。

今まで口呼吸だった方が酸素吸入をしても苦しいのはことため。鼻呼吸を促す治療、鼻詰まりをとる治療、呼吸筋を緩める治療、胸郭を広げる治療。

SPO2(酸素飽和度)が90%だったのが、治療後には97%。

治療中から深く呼吸できていることが分かりました。

酸素吸入になってからは外出がほとんどなかった患者さん。少しずつですが散歩に挑戦してもらうリハビリをしてもらい、月に一回程度の来院をお願いしました。

この病気は治ることはないといわれているけど、今よりも楽にしたい。

難病と呼ばれている他の疾患の方へも、そう思いながら毎日全力で治療にあたっています。

治療師 竹内拝